朝起きて少し書き、昼間のスキマ時間に書き、出張の移動に書く。あたまをやすめて映画をみる。その繰り返しだ。映画は3本みた。
1本め オンリーゴッド(Only God Forgives) 一昨年の快作ドライヴのニコラス・ウィンディング・レフン監督・脚本、ライアン・ゴズリング出演コンビの新作はほぼ全編タイ・バンコクロケ。タイトルバックにもタイ語が表記されるので、タイ資本の映画かと思う(実際はデンマーク、フランス)。内容はコメディとしてみればわかりやすいが、オフビートで不条理な暴力映画。嫌いではないが、どこかタガがはずれすぎていて、ドライヴのようには響かない。カンヌ・パルム・ドールを競ったというが事実だろうか? 結構笑えるシーン(暴力の合間のおやじのカラオケなど)があるのだが、映画館ではそれが禁じられているかのように誰も笑わず、僕も笑いをこらえた。
オンリー・ゴッド、アメリカン・ハッスル、ザ・イーストをみた
2本め ザ・イースト(The East) 環境テロリズムの問題提起サスペンス・スリラー。サスペンスを期待していたが、思ったほどサスペンスはない。伏線やシーン・シークエンスの配置はいい。ラストはよくわからないまとめ方をしている。少し強引すぎたような気がする。掘り出し物かと期待していただけに残念。
オンリー・ゴッド、アメリカン・ハッスル、ザ・イーストをみた
3本目 アメリカン・ハッスル( American Hustle) アカデミー賞作品賞最有力といわれている。デヴィッド・O・ラッセルは去年の「世界にひとつのプレイブック」も好印象だったが、どうも僕には根っこのところで合わない何かがあるようだ。いい台詞、いい脚本、いい俳優なのだが、後味として残るクセが僕には少し弱いようだ。結構楽しんだが、こちらも後味の爽快さにかける感じがする。
オンリー・ゴッド、アメリカン・ハッスル、ザ・イーストをみた
 というわけで創作意欲を刺激するような映画にはなかなか巡り会えぬものだが、1周間続けて書き続けることができたので、創作意欲は刺激されつづけているのだろう。cloud99は5章あたりが終わった。問題も多いが、とりあえず忘備録に記してリライトを後回しにする。これから6章。ちょうどミッドポイントあたりだ。
(cloud99 chapter5 123.6kb 185枚くらい)



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